ご近所トラブルで多い「常識と感覚の違い」

ご近所トラブルで多い「常識と感覚の違い」

近年増えている「ご近所トラブル」
ご近所トラブルでは、騒音や日照、駐車場問題、勘違いなど、いろいろなものが原因になります。

トラブル内容であきらかに相手が悪いと思えても、相手側はまったくそうは思っていないことも。
お互いが常識と思っていることそのものや、感覚差が理由になることもあります。

 

こういったケースもあります。

・こちらが「騒音がひどくて迷惑しているので気をつけてほしい」というのに対して「これくらいの騒音はたいしたことがない」と言われ、改善されない。

・子供の早退でわかったが、家が留守のときに勝手に車をとめられていた。やめてくれるように言っているが「ご近所なのだからいいでしょう」と言ったり、留守のときに勝手にとめる。最近は他の人も駐車するようになってしい、困っている。

・隣の家が、うちの塀に植木を釣り下げたりするのでやめてほしいと伝えたら、「今までそこに住んでいた人は一度もそんなことを言ってこなかった、ご近所なのに不親切」と言われた。その後、隣家側の塀にペンキを塗られてしまい、弁護士を通して弁償させることになった。

 

言い争いなどがあってこじれてしまうと、その後の話し合いが難しくなることもあります。
まずはできるだけ冷静に話を持ちかける方がいいでしょう。
いきなり強く抗議すると、相手が感情的になり、より悪化したり、口論などにつながりやすくなってしまいます。

例えば、騒音であれば、「音が大きい」ではなく、「病人がいるので音を少しおさえてもらえませんか?」など、他の理由にするとスムーズにいくことも。
抗議ではなく、お願いという形にすると角が立ちづらいようです。

ただし、「騒音は出していない」「音はたいしたことがない」と本人は言っているが、度を超えており、隣近所皆が困っている、危険行為で迷惑しているなどであれば、個人ではなく、市役所や地区の自治会などに相談する、あるいは、大家さんや不動産屋さんに相談する方が効果的なこともあります。

勝手に駐車される、庭に入られるときは、ポールやゲートを設置するのも方法です。
設置したときは、「違法駐車が迷惑だから」ではなく、「留守のときに誰かが入ったようで庭で物が壊されていた、留守の時に警報が作動した、(実家や親戚など)に防犯のためにつけるようにきつく言われた」などの理由で説明するといいでしょう。

玄関や庭への悪戯、嫌がらせと思われる物の破損などは、防犯カメラが抑止力にも証拠取りにもおすすめです。
嫌がらせがひどいときや、壊されたものなどの修理が高額になる場合は、証拠確保の上、弁護士を通すなどして弁償を求めるケースもあります。

なお、トラブルについて話した後から、嫌がらせや暴言があったときは、一度警察に相談しておく方がいいでしょう。
警察側ですぐ注意などはなくても、その後にトラブルが起こった場合、対処してもらえることが多くなります。
また、相手の一方的な言い分での誤解を防ぐこともできます。

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