子供の家出で多いパターン

子供の家出で多いパターン

家出調査で最も多いものが「子供の家出」です。
小学生高学年から成人まで、幅広くあります。

子供の家出は、比較的多いパターンがあります。

・感情的になっての家出
家族との喧嘩や、怒られたことがショックだった、進路や就職で意見が合わなかったなどで、突発的な家出をしてしまうときです。
学校の対人トラブル、いじめ、試験の結果が悪かった、失恋などが理由になることもあります。

感情的になっての家出では、準備をしていない子供がほとんどで、家の近所や友人宅、ネットカフェなどに身をよせていることが多くなります。
「落ち着いて話し合いたい」と伝えれば、帰宅するように連絡するか、迎えに行ったときに一緒に帰れる割合も高くなります。

ただし、連絡がついた段階で「家出なんてして迷惑をかけて」と怒ってしまったことで、二度目の家出や関係の悪化につながっケースもあります。
頭ごなしに怒ったり、一方的な言葉を投げたりしないようにしましょう。

・計画的な家出
ある程度長く悩みをかかえており、計画してから家を出た形です。
家族との関係や仕事、進路、対人関係など、様々な理由があります。

年齢がある程度上がってくると、学校や仕事を自分でやめていた、住民票のロック、友人への口止めや一切連絡をたつなど、徹底していることも。
中には、家出先で自分の年齢を隠していた、経歴を偽って仕事をしていた、などのケースもあります。

未成年で問題がある環境であると思われる、健康状態に問題があるというときは、子供に心配していることを伝え、冷静に話をした後、家に戻る、信頼できる場所に預ける、医療機関を受診させるなど、ケースにあわせた対応を行いましょう。

成人が自分の意志で家を出ている、仕事や住居を選択して、本人の希望で生活している場合、帰宅は難しくなります。
無理に連れ帰ると再度の家出や失踪にもつながります。
無理に連れ戻さず、話し合いや歩み寄りをお考えになった方がいいでしょう。

・第三者が関係する家出
家出をすることに第三者が絡むケースです。
突発的・計画的の両方があります。

友人に誘われて一緒に家を出た、恋愛に夢中で交際相手のところへ行って同棲している、交際や結婚を反対され駆け落ちしたといったものもあります。

残念ながら、事故・犯罪などに巻き込まれてしまったケースも存在します。
家出掲示板などで、大人が学生に対し、家出先を提供、そこにつけこむケースも。
「いつも綺麗な部屋が荒れており、本人と連絡がとれない」
「部屋に鍵がかかっておらず、財布やスマートフォンがあるのにいない」
「翌日の約束を楽しみにしていたのに突然いなくなった」
こういったことがあれば、すぐ警察へ相談する方がいいでしょう。

・意識せずの家出
本人に家出の意識がなく、「引っ越し」や「旅行」と考えているものです。
連絡のない旅行、職を転々として住所を変えている、長期間海外にいて疎遠だった、などで、本人は家出の意識がありません。
いきなり叱ったりすると強く反抗されることもあります。
事実確認をした上で「心配だから居場所の連絡はしてほしい」と伝えておくほうがいいでしょう。

子供の家出では、保護者が「そんなことで家出なんて」と驚いたり、なかなか理解できないこともあります。
でも、子供には大きな問題であり、それがきっかけになっての家出です。
「そんな小さな事で」と馬鹿にしたり、「気にするな」と軽く扱うのはやめてください。
冷静に話をし、どう解決できるか、協力するようにしたいものです。

家出先がわからない、急いで探したい――
こういったときには、探偵による家出調査も方法のひとつです。
行方調査・子供の家出調査ならどうぞご相談ください。

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