浮気からの離婚で後悔しやすいこと
夫・妻の浮気から離婚した。でも離婚後に後悔をしている――
こういったケースもあります。
次のような場合に多いようです。
・復縁できたかもしれないと考えてしまう
喧嘩別れのようになったり、勢いで離婚してしまい、後悔しているケースです。
愛情がまだあり、やりなおせたかもしれないと思えて辛いということもあります。
・離婚条件をきちんと決めなかった
感情的になって、慰謝料や財産分与などの離婚条件を、きちんととり決めずに離婚してしまった場合に多いようです。
相手配偶者任せにしてしまい、悪条件になったということも。
「とにかく早く離婚したいと慰謝料を請求しなかったが、浮気のけじめにしておけばよかった」
「離婚協議書をきちんと作っておけばよかった」といったケースもあります。
・浮気相手への慰謝料請求
離婚前に、浮気相手への慰謝料請求をすればよかったとお考えになるものです。
早く離婚したいからと慰謝料請求しなかった、あるいはしっかりとした浮気の証拠がなく、請求できなかったということもあります。
（浮気の証拠があれば、時効にかからないかぎり、離婚後でも慰謝料請求は可能です）
・子供の親権や養育費などの見込み違い
「相手配偶者が浮気をしているので、子供の親権がとれると思っていたがとれなかった」
「養育費をきちんととりきめていなかった」「養育費の未払いで困っている」などです。
特に養育費に関しては、強制執行付き公正証書にするなどした方がいいでしょう。
・仕事や生活への影響
離婚したことから仕事や生活へ大きい影響がある場合です。
再就職がなかなかうまくいかなかったり、引っ越しで仕事を変わらざるえないなどもあります。
また、それまで家事や育児を相手配偶者に任せていたため、離婚後に仕事と両立が難しくなったケースもあります。
離婚はしっかりとした準備が必要です。
後悔しないためにも、離婚後の生活のことを考えて、計画的にすすめられた方がいいでしょう。
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