子供に離婚について説明するとき

子供に離婚について説明するとき

夫婦が離婚するときに、子供にどう説明したらいいかでお悩みになることも多いようです。

何故、離婚するかは、子供の年齢や状況に応じて説明し、あくまで夫婦間の問題であり、親子としては変わらないことを教えましょう。
基本的に配偶者に対する悪口は言わず、事実や経緯を話すようにします。

例えば、夫の暴力・暴言が離婚の原因であれば、「お父さんはひどい」と言うのではなく、「お父さんの暴力が危険で一緒に暮らしていくのが無理になった」といった説明をする形です。

でも、どのような場合でも、「あなた(子供)の為に離婚する」といった説明は絶対にやめましょう。離婚に対しての愚痴も避けましょう。
小さい子供でも、「自分のせい」と責任を感じ、追い詰められた気持ちになってしまうことがあります。
そこから長く心身にダメージを受けることもあるのです。

 

子供に「離婚してほしくない、やりなおしてほしい」と言われたときは、気持ちには理解を示しても、復縁を考えていないのに、「復縁するかもしれない」といったことは言わないようにしましょう。
期待をもたせる態度もやめてください。

ただし、中には、離婚後に元配偶者が子供に言わせているケースもあります。落ち着いて確認なさった方がいいでしょう。

浮気が原因での離婚の場合、浮気について教えたくないからと、別の理由にしておきたいとお考えの方もあります。
年齢や時期的な問題で説明を引きのばしたいということもあるかもしれません。

でも、浮気相手が家に直接来た、子供への接触があったことがある、今後もその可能性があるかもしれないときは、危険性を考え、やはり説明をしておく方がいいでしょう。

 

離婚後、相手配偶者が面会を拒否している、浮気相手との再婚で面会がしづらい状態である、行く先がわからない、などで、離婚後の交流が難しいことがあります。
このときに「自分は別れて暮らしている父(母)に嫌われているのではないか」と悩んだり、ショックを受ける子供も少なくありません。
時間をとって話をする、状況によってはカウンセリングを利用するなど、できるだけサポートできるように心がけたいものです。

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