探偵の仕事は危険?
「探偵の仕事は危険」というのは、テレビや小説の影響が大きいようです。
実際の探偵の仕事は、地道な調査と撮影、報告書などの書類制作などであり、乱闘や犯人を追いかけるといったことはありません。
殺人事件や強盗などの刑事事件であれば、探偵ではなく警察の調査となります。
ただし、いろいろな調査に携わることから、次のようなこともあります。
・逆恨みをうけることがある
探偵は、調査によって事実確認や証拠確保を行います。
ご依頼者様は、この調査結果からお悩みやトラブルの解決をなさることになります。
でも、稀に離婚や慰謝料請求などを受けた側から逆恨みを受けることがあります。
「浮気調査で証拠をとられ、離婚になった。調査がなければ離婚にならなかった」
「浮気相手の配偶者から慰謝料請求された。恋愛を調査するのはおかしい」
「子供をしつけるために殴っていたのに、調査から虐待と判断されて親権を元配偶者にとられた。調査で勘違いをさせたのが悪い」といったこともあります。
ほとんど一時的なものですが、事務所に来て騒ぐなど、度を超した場合は営業妨害として対応することになります。
・様々な人に会う必要性がある
探偵は調査で必要であれば、様々な人に会います。
中には、暴力団やヤミ金、強引な勧誘をする宗教の方など、通常はあまり話すことのない場でのお話もあります。
また、調査によっては、海外の治安があまりよくないとされる地域に行かなければいけないことも。
こういったときは安全対策を重ね、より慎重にすすめることになります。
・予測できないトラブルはある
調査中に予測できないトラブルが起こることもあります。
「調査対象者と浮気相手が道路上で喧嘩になる」
「調査対象者が飲食店で酔った他の客と乱闘になる」といったケースもありました。
乱闘など、危険性によっては、第三者として警察を呼ぶなどの対応をとらなくてはいけません。
探偵社では、「こういったトラブルにはこの対応をとる」「危険があると判断されたらこうする」といったルールが多くあります。
当社では、探偵としての知識や調査技術を共有し、積み重ねていくことを大切にしています。