家族が浮気をした配偶者の味方をするとき

家族が浮気をした配偶者の味方をするとき

夫・妻の浮気がわかったとき、家族が配偶者側の味方をすることがあります。

最も多いものは、義理の両親に「浮気を許してあげて」「子供のため、浮気のことは水に流して」と言われるケースです。義理の兄弟からということもあります。

義理の両親は、どうしても「我が子かわいさ」から、配偶者の味方につきやすくなります。
それまで配偶者の浮気をいさめていても、離婚話になった途端、浮気や暴力などを配偶者と一緒に否定することがあります。

同居で相談もしていた義理の親から「浮気も生活費の使い込みもない、被害妄想でこちらが迷惑している」と言われた方も。
「家庭に居場所がなかったから夫の浮気につながった」「仕事ばかりで妻にかまわないのが浮気につながった」などの一方的な言い分もあるのです。

浮気の証拠とともに、暴力や暴言、生活費の使い込みなどの有責の証拠は、話し合いの前にとっておくこと、家族に知られないように保管しましょう。

なお、義理の両親・兄弟への浮気の相談は、配偶者に筒抜けになることがあります。
信用できると思えても、離婚を考えているときには、注意なさった方が無難です。

 

次に、子供が「離婚しないで」とお願いしてきたり、「離婚するなら、(浮気をしていた側の)父(母)の方へついていく」ということがあります。

幼い子供ほど、浮気については理解ができません。
普段一緒にいる、あるいはよく話す親の味方をしやすくなります。

思春期以降の子供の場合、浮気について理解し、離婚を止めない割合が増えます。
浮気をしていた配偶者を非難する、無視するといったことも多くなるようです。

ただし、子供の理解や判断は子供ごとに違います。
幼くても浮気を理解し嫌悪を示す子供さんもあれば、離婚後の進学や親の負担などを考え、経済的に安定している親との生活を選ぶこともあります。

年齢の上下に関わらず、親の浮気や離婚はショックが大きいものです。
自分の味方をしないからといって、子供を責めることはやめましょう。

年齢や状況にもよりますが、説明できる範囲の事実を伝え、落ち着いて話し合うようにします。

中には、配偶者が子供に対し、「友達関係を浮気だと勘違いされ、理解してもらえない」「ずっとお父さん(お母さん)の方が浮気をしている」など、嘘を伝えていることもありますので注意しましょう。

 

実の親に配偶者の浮気の話をしても、離婚に強く反対されることもあります。
「我慢して最後まで添い遂げてほしい」「離婚では孫がかわいそう」といったお考えが多いようです。
ここでも「家庭に問題はなかったか」「仕事優先で家族をおろそかにしていなかったか」などと言われることも。
逆に復縁しようと考えていたのに、強く離婚をすすめてくることもあります。

意見やアドバイスとして聞くと共に、話し合って同じ方向になれば最もいいでしょう。
でも、復縁や離婚について理解が得られない場合、しばらく距離をおく方がいいかもしれません。

復縁するか離婚するかについては、今後の人生や生活をどうしたいかを考え、自分の判断で行いましょう。
その上で、弁護士などに相談し、浮気と離婚への対応を判断なさることをおすすめします。

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