いじめの兆候

いじめの兆候

子供がいじめられているとき、いじめの兆候が現れることがあります。
いじめの兆候は、気がつきやすいものもあれば、気がつきづらい意外なものもあります。

気がつきやすい いじめの兆候
・子供が暗くなった、ふさぎこんでいる
・学校や友達のことを聞いても曖昧にしか話さない
・学校へ行くのを嫌がる
・転校したい、引っ越したいと言う
・怪我が増えた、怪我の説明が曖昧
・持ち物をよくなくす(特に学校関連)
・持ち物に落書きやひどい汚れがある
・家にいるときは一人で部屋から出てこない、入るのを拒否する
・遊びに出かけない、友達が家にこない
・お金を多く使うようになった、何に使ったかはっきりしない、ごまかす
・家から金品を持ち出す
・友達がまとめて変わった
・遊びにきている友達が命令する、命令口調である
・パソコンや携帯を操作しながら不機嫌であることが増えた

気がつきづらい いじめの兆候
・成績が急に下がった
・不眠症や胃痛などの体調不良
・おねしょ
・夜うなされている、何度も起きる
・弟・妹、ペットをいじめる、嫌がらせをする
・隠れて学校や塾を休む
・急に情緒不安定になった
・反抗的になり、暴言を吐くようになった
・夜中に隠れて出かける(相手からの呼び出しの為)
・気になるほど明るくなった、甘えるようになった

 

「いじめかもしれない」と思えたときや、相談があれば、時間をとって子供さんと話し合いましょう。
このとき、無理に聞き出そうとしたり、頑張るように言うのは避けてください。
子供はいじめでとても落ち込んでいて、ぎりぎりの気持ちのことも多いのです。
まずは、何かあれば話してほしいこと、保護者は子供の味方であることを伝えるようにします。

子供がいじめやその他の悩みを話してきたときには、聞く側に徹してください。
子供の辛さを認め、内容について確かめながら話を聞いていきましょう。

中には、いじめの内容について「そんな小さなことで」と親が言ってしまったことで、子供と話ができなくなり、いじめ解決までに時間がかかってしまったというケースもあります。
大人にとっては些細に思えることでも、子供が深く悩むことはあります。
馬鹿にしたり、安易に負けるななどと言うのは避けてください。

いじめとわかったときでも、すぐ苦情を連絡したり、怒鳴り込むのはやめてください。
いじめが多人数化しており、証人がなく、子供の嘘だと一方的に言われてしまったケースもあります。

事実確認をした上で、いじめの内容「日時、場所、誰に、何をされたか」を記録し、可能であれば証拠もとっておきましょう。
いじめが学校外で証拠がとりづらい場合、探偵による調査も方法のひとつです。

内容により、教師・学校へ相談するか、相手の保護者へ連絡をとるかなどの対応を考えます。
ただし、暴力、恐喝、性的な問題を受けている場合は、弁護士や警察への相談もお考えになった方がいいでしょう。

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