離婚後の元配偶者との認識の違い

離婚後の元配偶者との認識の違い

離婚後に、別れた元夫や元妻と「認識の違い」でトラブルになることがあります。
夫婦は離婚後には他人になりますが、その感覚や距離感がないときに多いようです。

最もトラブルになりやすいのは「子供関係」です。
こういったケースもあります。

・面会日だけ会わせるはずが、元配偶者が「家の近くにきたから子供に会う」と家に上がり込もうとする。拒否すると「子供が可哀相、ひどい」などと言い出す。

・子供にはきちんとおこづかいを与えて計画的なお金の使い方を教えたいと考えている。でも、元配偶者が面会の度にゲーム機やソフトなどを与えてしまい、金銭感覚が麻痺してしまいそうで不安。

・結婚していたときは無視していた子供の行事に、突然参加したいと言い出した。子供も嫌がっている。

・面会日でもないのに、学校に迎えに行って、子供を実家に連れ帰ってしまった。「祖父母に会わせたかった」というが、連絡もなしなので危険性を感じる。

トラブルが起こったときは、まず冷静に話すか、信頼できる第三者を話し合いにたてる、内容によっては弁護士をたてて抗議する方がいいでしょう。

 

次に多いのが「復縁」「再婚」です。

・手順をふんで離婚したのに、元配偶者はいつでも復縁できると思い込んでいた。

・浮気が原因で離婚したのに、浮気相手と別れたからやりなおせると思っていた。

・離婚してすでに数年経過しているのに、こちらの再婚が決まったら抗議してきた。

今でも自分を好きなはず、あるいはすぐ復縁できると思っているケースは意外に多いものです。
子供を理由に復縁を申し込んでくることもあります。

 

他にも多いのが「親戚付き合い」「頼み事」です。

・離婚して他人になったはずなのに、元配偶者が親戚づきあいを求めてくる。実家にも親戚づきあいをそようとして、困惑している。

・離婚し、子供もいないのでもう接点がないと思ったら、元配偶者やその家族から連絡がくる。距離感がなくて困っている。

・元配偶者の父母の介護が必要になったため、手伝ってほしいと言われた。世話になっただろうと言われたが、理解できない。

・元配偶者の家族や親戚の就職紹介や保証人になってほしいと言われた。

・金銭の援助を求められた。

子供さんがいらっしゃる場合はある程度の付き合いが必要なこともあります。
でも、離婚後で接点が不要な場合、連絡をしないように伝え、それでも駄目であれば、連絡先を変更するなどで対応しましょう。

 

また、あまりにも理不尽な頼み事やしつこい連絡が続くときは、弁護士に相談する方が早い場合もあります。
執拗なメールや電話、待ち伏せ、つきまとい、押しかけなどがある場合は、ストーカーとして警察へ相談する方がいいでしょう。

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